potom

種村美輝

家具に「感情」を

私はぬいぐるみが生きてるかのように扱うのが日常だ。
そこで家具にも「感情」を持たせたら普段の生活がより面白くなるのではないかと考えた。
「空間をポッと照らし共に暮らす家具」potom(ポトム)。
お出迎えしてくれたり、一緒にくつろいでくれたり、物を持っていてくれたり、自分に寄り添ってくれる不思議な存在。
ただ物を置くだけではなく、置くことによって起きる変化も楽しめる。

素材

素材:
シナ共芯合板 15mm
三六板の板二枚
色のついた部分はフェイクレザーを使用。

odetom(オデトム)

お出迎えしてくれる家具

今にも動き出しそうなお出迎えしてくれるスリッパスタンド。
頭にスリッパを挿すことでウサギになったり何かに見えたり、変化を楽しめる家具。
口の部分には折りたたみ傘などを置けるようになっている。

rogutom(ログトム)

一緒にくつろいでくれる家具

ソファーの横に置いて一緒にくつろぐ家具。
上段に花瓶を挿せ、横から見ると頭からお花が咲いているように見える。
膝の部分には雑誌を仮置きでき、一緒に読んでいるようにも見える。

mottom(モットム)

ちょっとの間持っていてくれる家具

リビングを入ったドアの横に置く大きなスタンド。
全長1200mmあり、物を置きやすい高さになっている。
頭には読みかけの本などが挿せ、舌の部分にはコーヒーや手帳、
丸い穴にはメガネや鍵など、腕の部分にはマスクやバッグなどを
仮置きできるスタンドになっている。

卒業展示会の様子

種村美輝
埼玉県生まれ。

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