自由と選択
お昼ごはんを何にしようか考えるとき、ラーメンかハンバーガーか、どちらも捨てがたくてお店の前を右往左往したことは誰でも一度は経験すると思います。
この本ではラーメンとハンバーガーがページを追うごとに混ざり合う様子を表現した3Dのイラストと共に、それでも迷いとは選択できるという権利と自由があることだという独白めいたテキストを配置することで、些細な日常の感情を本に落とし込めました。
本はラーメン始まりハンバーガー終わり、ハンバーガー始まりラーメン終わりの2冊になっており、どちらから先に読むかという選択が生まれることで、読者もまた自由と選択の渦へ誘われます。




