きろくめくり

工藤紗世

いちばん近くにある非日常をめぐる "みち"

気がつくと近道をするように歩いている。そんな日常に疑問を覚え、1本の緑道周辺を敷地とした集合住宅ふたつを制作。

– “”みち””をつくる –
いまある集合住宅のような 並んだ箱に閉じられた個々の生活ではなく、内側を外側に 靴下をひっくり返したような集合住宅とすることで 敷地内に内部のような外部がつくられる。住宅の中心にもう1本の””みち””が生み出された。

– 目線の交わり –
壁を貫くように存在するヴォリュームは、高さ関係をバラバラに配置することで みち を歩く人や住人同士の目線のぶつかり方、ヴォリュームの隙間からみえる風景の移り変わりなど、明日の日常が今日よりも豊かなものになるような住宅を目指した。

工藤紗世
2002.01.03 長野県生まれ

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