竹下通りとブラームスの小径をつなぐ
アルタ原宿店を挟んだ竹下通りの裏に、道があることを知っていますか?
その道はブラームスの小径といって、竹下通りと同じくらい歴史がある道です。私はこの道に目をつけて、現在の原宿アルタの場所を敷地として設計しました。現在原宿アルタは、竹下通り側にしか入口がありません。ブラームスの小径から見えるアルタは、ザ建物の裏、という感じです。そこで私はこの敷地を使って、竹下通りとブラームスの小径をつなぐことにしました。
表と裏で仕上げが違う壁をいくつもたてて、それが折り曲がることによって床や天井になっています。2枚の違う壁が交差して、1つの空間を作り上げます。壁の仕上げは下の写真のように、竹下通りとブラームスの小径の二つの道の雰囲気から抽出して決めました。




