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石川湖雪

あるかもしれない、未来の取引の形

現代は、インターネットを使えば殆ど全ての情報にアクセスできるといっても過言ではありません。では、未来はどうでしょうか。
例えば、どんなものでも望めば簡単に手に入る時代が訪れたとして。
例えば、物品より情報が重要視され、それらに金銭的価値が生まれる世界だとして。
人々の思い出をAIが管理する組織が、社会が、出来上がったとします。

そんな世界になった時、私達は思い出という名のデータを同じく自分達の思い出を支払って買う事は出来るでしょうか?

この作品では紙幣というアナログな形を取りながらも、データで全てを管理をされる社会というデジタルな世界観を想定しています。様々なものが入り混じった現代社会を生きる私達にとって「本当に価値あるもの」とは何かを考えるきっかけになれば嬉しいです。

使用/Midjourney

石川湖雪
2002年生まれ、神奈川県出身
2023年桑沢デザイン研究所卒業

キャンプと畑仕事、お喋りが好きです。

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