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王夢渓

災害リスク別 サバイバルファニチャー

 現有防災用品の「洗練したインテリア空間に上手く溶け込ませることができない」といった問題に対して、家具の構造内に防災用品を収めるだけでなく、災害ごとに異なる需要に合わせ、防災対策のあり方を根本から再構築することで、新たな製品カテゴリーを形成することです。これにより、快適な日常生活をおくりながらも、万全の防災対策を両立できる環境の実現を目指します。非常口標識を見ると、そこが災害時の避難経路であることをすぐに連想できるように、この家具シリーズを見ると、そこに災害時に必要な機能があることをすぐに連想できるようにしたいと考えています。そうなれば、日常生活の中に防災意識を高める効果を盛り込むことができ、「防災」というものを、次の次元に進める新たな契機になると思っています。

王夢渓
中国・唐山出身。
2018年大連工業大学卒業。
2023年桑沢デザイン研究所卒業。

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