Deflectia

藤井翔大

載せたものの重さでたわみ、その存在を引き立てる食器

ものを載せると、その重みで面がたわむことにより、器が形成される。
また、載せる位置で器に様々な表情が生まれ、取り去ると元の平面に戻る。

本作品は、重みによって面がたわむという単純な現象を利用して、載せるものの魅力を引き上げてくれる、新しい食器のありかたの提案です。

載せたものに合わせて変形し、周囲に陰影が生まれることで存在を引き立たせる。
そして、ものを手に取るときには、優しく手を添えるような反力で支えてくれる。
小さなものを大切に食べるための、新しい上質さを体験してみませんか?

藤井翔大
東京都生まれ。
大学卒業後、自動車メーカーでエンジニアとして3年間勤め退職。
桑沢デザイン研究所に入学し、プロダクトデザインを学ぶ。

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