NARIKYON

成清遼

こどもとおとなをつなぐ架け橋となるブランド

ぼくには4歳と2歳になる甥っ子がいます。「にぃに」と2人は親しみを込めて呼んでくれますが、ぼくは「ぼく」のままで「にぃに」として会話を楽しみきれません。そんなぼくのもどかしくて不器用な感情からNARIKYONは生まれました。
単にビジュアルをデザインするのではなく、子どもと大人の関係性をデザインすることに焦点を当て、デザインによって大人が子どもとフラットな視点に立つことができれば、自然とコミュニケーションが生まれるのではないかと考えました。「子どもは人の顔に近いものを好む傾向がある」ことから、人の顔をモチーフにしたデザインを採用し、それらは各パーツごとに組み替えてほぼ無限の組み合わせで顔のデザインを生み出せるよう設計しています。
NARIKYONのデザインが子どもと大人のコミュニケーションのきっかけとなることを願っています。

成清遼
1995年神奈川県生まれ。早稲田大学文化構想学部を卒業後、桑沢デザイン研究所に入学。
21年本の日ブックカバー大賞 雑誌「イラストレーション」竹内康彦編集長賞、第11回方正奖 Founder Award 学生部門 審査員特別賞 岳昕審査員賞受賞。
好きなものは温泉、嫌いなものはカラオケ。

Image View

List View

Students
Archive

Image View

List View