せかいの仕組みを知るために

金子竜也

個人的な世界観の風景写真

アニメや漫画、映画など物語のある作品を見ることが好きで絵を描いてきた私にとって、写真を撮影することは今までとりわけ好きなことではなかった。
しかし、最近になって写真を撮ることが自分にとって思ったよりも重要なことなのではないか、と思えてきた。
なぜなら、いろいろなものを撮影していく中で、何を撮りたいのか少しづつ見えてきたからだ。
不明瞭なせかいをカメラを使って切り取ることで何かしらの法則を見つける。
普段、何となく見ている風景について意識的になることでせかいを発見できるということに、写真を撮ることで初めて気がついた。

まだ、せかいは分らないことだらけ、
でも今は、その一部が少しわかってきたような気がする。

金子竜也
千葉県生まれ。
2023年 桑沢デザイン研究所卒業。

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