お家のお医者さん「ここあるくん」

田中葉月

薬箱に楽しさ面白さを
すぐ使える場所ですぐ手に取れる薬箱

薬箱を開くときは体調が悪い時や怪我をした時。そんな時に、クスッと笑顔になれる薬箱を提案します。

家庭にある多くの薬箱が空間に馴染むように作られ、部屋の主役として置かれることを想定して作られてはいないように感じました。部位ごと用途ごと様々な薬がまとめて一つの箱に収納され、さらに棚の奥に片付けられることが多いです。そのため、薬箱の中から自分に合った薬を直感的に選び取ることは難しいです。服用している薬が多い人や日常的に薬を服用している人には不便かもしれません。

「ここあるくん」では、薬を用途ごと器官ごと収納し、必要な薬を症状に合わせて直感的に選べるようにしました。そして、飾りながら収納することで薬の把握もしやすく、備えやすくなりました。インテリアとしてだけではなく、実用性も兼ね備えたプロダクトです。

田中葉月
長野県白馬村生まれ。
高校を卒業後、桑沢デザイン研究所に入学。
少し笑顔になれるような、少し生活が豊かになるようなデザインを目指します。

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