知育玩具「うくもく」

増永桃果

専用アプリがある積み木

うくもくは、2種類の形状とイレギュラーな凹みをもつ1つのパーツの向きの組み合わせを利用して、生き物の形を再現する立体パズルの形式を持つ積み木です。はじめは、専用アプリの作例をもとに、後には子どもが自分の発想で形を積んで遊ぶことを想定しています。

この玩具を通して、デジタルネイティブな子どもたちを対象に「インターネットの良さを活かしながら手を使える遊び」を考えました。
パーツを最小限で構成し、単純なつくりの中に無数の形がうまれる可能性が潜んでいるため、遊んでいて発見が生まれる玩具になっています。

パッケージは、子どもの両手におさまるサイズにまとめました。大人にとっては、家の中での保管に場所を取らないおさまりとしています。店頭で製品の素材感を確認できる仕様にしています。

玩具名は、アクリルの上に積んだ木が浮いているように見えることから、「うくもく」と名付けました。



素材:アフリカンブラックウッド、アクリル、レジン
(水槽を製造する工程で発生するアクリル端材を再利用しています。)

“撮影協力
ryoma tsuji”

増永桃果
熊本県生まれ
2021年 熊本県立大学居住環境学科卒業
2023年 桑沢デザイン研究所卒業

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