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黄翊

和紙の持つ有機的なテクスチャーをこんコンセプトにする
「自然に還る」というテーマというテーマにした

この研究テーマは和紙を生かす生活用品のデザインです。
研究概要は和紙製造の新しい技術を考案して、和紙の特性を活かす生活用品のデザインの研究を行うことです。
研究背景には日本の中で、需要の低下や生産者不足といった 和紙生産の現状など、文化の衰退から、和紙文化を守りたいという思いがあります。また、それだけでなく、文化的な関心もあります。中国で同じように紙漉きの技術を持って作られる紙との違いがあって、和紙の性質が、独自の特徴を持っていると思っています。

この照明シリーズは、対象年代の設定30〜40代の若い世代です。和紙の魅力を 若い世代に知ってもらって、和紙文化の保存と継承にも貢献できるのではないかと考えています。
デザインテーマは、紙の持つ有機的なテクスチャーをコンセプトにしていることから、「自然に還る」というテーマにしました。自然の風景を作るために、山と空の雲をモチーフにしました。

制作方法は和紙の紙の薄さが、水彩絵の具のように にじんでおり、素材の魅力を見せることができたと考えています。樹脂や、硬化剤と接着剤の組み合わせで、和紙を乾燥させて、自立して、折れにくい立体的な形を作りました。

黄翊
1995 年  中国広東省生まれ
2017 年  華南農業大学芸術学部工業デザイン学科プロダクトデザイン専攻 卒業

2018 年   日本語学留学
2023 年  桑沢デザイン研究所プロダクトデザイン専攻 卒業
2023 年 愛知県立芸術大学大学院美術研究科修士課程デザイン専攻 入学

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