1. Melt BY YOSHIMI NAKAO
2. 十二支のものがたり
3. 色彩が重なる美しさ「京こま」
4. GEININ BOOK FESTIVAL

中尾良美

1. とろけるチョコレートとコスメのギフトパッケージ
2.「十二支のものがたり」手触りで感じる12の干支
3. 京都伝統のこま「京こま」の魅力を伝えるポスター
4. 笑いと日常 芸人ならではの視点を伝えるブックフェア広告

1. 心を溶かしていくような至福のひとときを提供する、とろけるチョコレートのブランドのパッケージを作成しました。
チョコレートと一緒にコスメもお楽しみいただくことで、自分を変えてくれる魅惑の魔法のような世界観を目指しました。チョコレートのパッケージは、色合いを調整した紙を重ねていくことで、ほろほろと層になって溶けていくようなイメージを表現しています。一方、コスメのパッケージはシルバーの曲線をアクセントにシンプルで洗練された印象に仕上げました。

2. 視覚障害者用の絵本は、既存の絵本に点字を張り合わせ加工したものが一般的です。色や形などを視覚情報なしに伝達することは難しく、「見えない人」が絵本から受け取ることができる情報は、「見える人」のそれとは大きな差があります。そこで考えたのが、点字によるテキストとともに、絵を様々な質感で表現し、触って楽しむことができる絵本。日本の伝統的な慣習である干支をテーマとし、動物の様々なかたち、毛並みの違いを「見える人」「見えない人」が一緒に楽しむことができるようにしました。(本文は教育画劇『十二支のはじまり』をもとに一部改変の後、点訳を行いました。)
共同制作:中尾良美 / 古屋茉莉子

3. 竹の軸に木綿の平紐が巻かれて作られた京都伝統のこま「京こま」の魅力を伝えるポスター2種類を作成しました。
京こまは、色彩が非常に豊かなところや、職人さんが一つ一つ手作業で丁寧に巻いて作った繊細な美しさが魅力のこまです。
1枚目は、京こまがかつて公家の女性が着物の布を芯に巻いて作ったこまが発祥であることから、ちりめんや木綿を芯に巻いて自作したこまを撮影しました。2枚目は、京こまの繊細な造りと色彩の美しさをテーマに、様々な角度から見たこまをグラフィカルに表現しました。

4. お笑い芸人による自伝の魅力を伝えるブックフェアのポスター広告2種類を作成しました。
彼らがどのように「笑い」について考えているのか、芸人ならではの着眼点や考え方が知れるところが、芸人によるエッセイの魅力だと考えました。そこで、「日常の中でも、ものの見方を変えると笑いが見つかる」という芸人の視点を表したいと考え、「日常」という漢字を逆さまにすると「笑い」と読めるタイポグラフィを作成しました。是非画面を逆さまにして楽しんでみてください。

2.参考文献:教育画劇『十二支のはじまり』

中尾良美
東京都生まれ
2019年 早稲田大学文化構想学部卒業
2022年 桑沢デザイン研究所デザイン専攻科VD専攻卒業

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