SynonyMe

濱野真衣

「こだわりの強い女の子のための特別な普段着」

少女から成長し色々なものの良し悪しがわかってきた。自分が欲しいものが何なのかもわかってる。そんな女の子が「自分と同義だ。(=SynonyMe)」と思えるような、アイデンティティに刺さる逸品が見つかるブランド。
この作品は、上記をコンセプトにした服とスイーツを売る架空のブランド、「SynonyMe」を自らプロデュースし、店舗インテリア、ルックブック、販売している洋服、クッキー、の4点をデザインした作品である。

ー店舗インテリアについてー
入り口から中に入ると、一階中央にケーキの入ったショーケースがお客様をお出迎えする。その左手には靴とバッグが置かれている空間があり、右手には新作の服が飾ってあるマネキンその服のデザインと同じデザインのアイシングクッキーが置かれた什器があり、店内を見回すだけでワクワクした気持ちになれるような配置にした。
中央に配置した象徴的な階段を上ると、二階に上がれる。二階では店舗で販売する服とクッキーの全部を扱っており、右奥のサロンでは服の相談をスタイリストと一対一でできるようになっている。
その店舗の形状は、スカートのたゆたった形であるフレアがモチーフになっている。そのため直線を極限まで排除し、外観、什器、各階の部屋、至る所に曲線が使用されている。
また、ブランドカラーを水色、ピンク、紫の3色にし、店舗の床の色にその3色を同じ配分で使用した。これは、色=こだわり、こだわり=個性と捉え、どんな色、どんな個性も受け入れるようなブランドにしたいという意味が込められている。
また敷地は北海道函館市である。函館は作者の出身地でもあり、和洋折衷様式の建物が現存している土地でもある。和洋折衷様式とは、一階が和風、二階が洋風に設計された木造二階建ての様式のことである。これが、ブランドの服のイメージであるフレンチガーリーと日本かわいい文化を掛け合わせたデザインと親和するのではないかと考えたため、敷地を函館に設定した。また、函館には大きくて先進的なショッピング施設などがなく、女の子たちの「おしゃれがしたい」という欲求に追いついていない印象があった。この店舗が建つことによって、女の子の「おしゃれがしたい」という願いに答え、憧れの場所になって欲しいという思いも込めた。

ー服についてー
トップスはジゴスリーブを使い、袖元にボトムスと同じチュールを使った

濱野真衣
北海道函館市出身。「ものづくりを仕事にしたい」という思いから桑沢デザイン研究所に入学。美術館の作品が展示されている空間のデザインに感銘を受け、スペースデザインを専攻。水色、可愛い服を集めること、さくらスイーツが大好き。

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