廓話集 他

南澤詩音

1. 落語で紐解く過去と現在の『性』/ 2. わがままを叶える化粧ブランドの広告/ 3. 女性の為のトータルヘルス&ケアブランド『she-on』

1.落語の中でも、遊郭にまつわる“廓話”を題材に、面白可笑しい、艶やかな世界の時代的背景を考察する内容の書籍。
現在、世界的なコロナ禍により感染症への警戒が強くなる一方で、日本での梅毒の感染者数は増加している。梅毒等性感染症は若者の感染も増加する中で、どのように性感染症予防を喚起できるか考えた結果、過去に大流行してしまった江戸時代の時代背景を、現代と比較して認識してもらうことで意識改革に繋がるのではないかと考えた。
そこで、廓話を入り口に、艶やかで愉快な世界とその裏側を本にした。入り口となる廓話の世界観を『立版古』と言われる江戸時代のおもちゃ絵のようなもので表現。本文には吉原繋ぎのパターンを透かせ、寄席で聞いているような空気感を感じてもらえるように書体や用紙を選定し、制作した。

2.可愛くなりたいという思いは、己をより良く見せたいという一種の我儘のように思う。そんな我儘を、『蝶よ花よと育てられた我儘お嬢様』というテーマで、より可愛く・美しくと思う欲求を全肯定するような世界観を制作した。

3.She-onという、架空の女性向けブランドを想定し、生理用品や洗顔料、STDs 検査キッドやホルモンとのバランス調整チョコレートなどを制作した。浮き沈みの激しい女性の心を、有機的なパターンで表現し、そのパターンをV.I. として展開した。

参考文献:© 1998-2017 「吟醸の館」/『落語の舞台を歩く』

南澤詩音

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