人工化石

長岡実優

人間や自己が生きていた痕跡をタイムカプセル式に遺し、次の生物にアピールしたい欲をもとに自然分解されずに長く残留する性質に着目して海岸で回収したプラスチック廃棄物を再構成した作品です。

遺物を解釈して形にする試み

せっかくの機会ですので、やりたいように何かを作ってみようと制作を始めたところ人間や自らをのこすことにフォーカスしていくようになりました。
まとまりを得ないまま制作物の具現化に引用するモチーフやアプローチの仕方のために散々迷走していたらなんだかよくわからないとのができていました。
世界に残留する時間が長そうで、遺すことに都合がよさそうな点から海洋プラを素材に造形物を制作しました。
造成物のバックに残すことについての所感を書き出した文書を配置しました。

長岡実優
神奈川県生まれ。
2021年桑沢デザイン研究所卒業。

またも自分の性質をじっくり観察せざるを得ない一年となった。

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