いつも側で寄り添うエレメント
空間に溶け込むエレメントとはどの様なデザインなのか？形なのか？そんな単純な疑問から製作が始まりました。
そこで日々意識している行為、モノではなく、無意識の行為、モノに着目してみることにしました。日々何気なく行っている習慣、使っているモノが空間、行為に本当の意味で溶け込んでいるのではないかと考えたからです。
そこで着目したのは家に帰る行為でした。ほとんどの人が経験している行為であり、無意識の中にある行為だと考えました。
単純な四角の立方体を7つのエレメントに分割し、異なる機能を与え、様々な生活行為にコミットしていく事で空間、行為に溶け込ませようと考えました。
そして使わなくなった時でも帰る居場所を与えることで使う人にとって心地いいエレメントになる事を期待して製作しました。
