①Miimii Goodles 
②まだ地球人には早くない? 
③パラレルワールド

くしだちゅろう

①犬と一緒に食べられるおやつブランド「Miimii Goodles」
②歩きスマホ禁止の公共広告「まだ地球人には早くない?」/「地球人の視野には限界がある」
③2冊組マンガ「パラレルワールド ~アルテとダビの物語~」


ジャーキーやボーロなど、愛犬と一緒に食べられるおやつを提供するブランド。犬とお揃いのアパレルやハンドクリームなどのケア用品も展開している。贈り物として最近もらって一番うれしかったのが飼い犬用のおやつだったことに着想を得、自分だけでなく、自分が気にかけているものにまで想いを馳せてもらえるうれしさをこのブランドで表現した。
ターゲットは動物好きで、身近なものから元気をもらいたい、肩の力は抜きたい、ゆるかわテイストが好きな人。もしくはそのような人に贈るギフトとして。


「みんなの中央線 安全化プロジェクト」という架空の取り組みを想定し、歩きスマホ禁止の公共広告を作成した。親しみやいマンガ的タッチに濃いめの色使いをし、余白を活かしたレイアウトにすることでイラストが目立つように工夫した。キャッチコピーは架空の言語で宇宙人が言っている設定にすることで、第3者的な印象を持たせ、説教臭くならないよう配慮している。電車の中吊りであることから、手を上げて読み取る必要があるQRコードではなく、あえて検索ワード式にしている。

③ 共同制作者:塩野陽花
ダビはある理由でイシがなくなった。その友人アルテはダビのイシを取り戻すため旅をしている。一方、ダビはイシがない中で夢を見ている。アルテとダビが見るそれぞれの違っているようで繋がっている世界を、精密なタッチのマンガ+文章と、絵本的タッチのマンガという、作者2人の個性を生かした技法で表現した。
紙はマンガ雑誌を思わせるザラついた和紙を使用し、和綴じにした。2つの本は世界が繋がっていることを暗喩するため、背表紙を繋げてある。カバーはクリア素材のスリーブ型にし、それぞれの絵柄が重なり合うようにした。

くしだちゅろう
工業大学を卒業後、メーカー勤務などを経て桑沢デザイン研究所に入学。
パレットクラブスクール イラストコース修了。
在学中から個人でイラストやマンガの制作をしています。
見た人が元気になれるものづくりがしたいと思っています。

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