花路

大下航

童心に返って花を観る

花は生活において必ずしも必要ではありませんが、花は人を豊かにしてくれると思います。これは豊洲駅の現在使われていない線路の上に「花の家具」を配置し、花を見て季節や時間を感じて発見ができる空間の提案です。

「花の家具」とは、花それぞれの特徴から人と花の関係をデザインし、高さや幅を持たせた花が生活するために必要なモノを指します。また、豊洲駅の使われていない線路は10年後に使用される予定です。生活に必要な家具は引っ越し先に移動することが可能で、この「花の家具」も10年後には地下鉄で繋がっている駅や別の場所で生活する人の元へ運ぶことを想定しています。

この豊洲駅も反射する自然光が入り、10年先も花や光の記憶が残り続けると思います。

大下航
山口県下関市出身。

普通科高校を卒業後、
桑沢デザイン研究所に入学。スペースデザイン科で空間デザインを学ぶ。

趣味は茶道、華道。
将来は家具、インテリアの分野で独立すること。

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