Pipe Safari

熊谷昂亮

塩ビパイプを熱して開くことで完成する椅子

直径 約200㎜の塩ビ管1本を熱し、開いたり曲げたりすることで動物に見立てた椅子である。工事現場での加工時に廃棄される塩ビ管の端材を再利用できないか模索する過程で生まれた。普段は土の中で人々の暮らしを支えている塩ビ管も、ひと手間を加えることでユーモラスな椅子として生まれ変わる。使い捨てられる素材に新たな価値を見出そうと試みた作品。

熊谷昂亮
2002年、埼玉県生まれ。
高校卒業後、桑沢デザイン研究所にてプロダクトデザインを専攻。
春から職人としてジュエリー工房に勤務する。趣味は散歩、特技は囲碁。

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