絵本
「こぶたのこと」「どうぶつのこと」

吉崎亜希

昨年うちの愛猫を避妊手術させたことがきっかけで自分が今までいきものに対して当たり前に思っていた慣習に疑問を持つようになった。
私たちの「当たり前」のために利用され生涯を終えるいきものたちは
ペットショップや動物園、畜産業、動物実験等様々に存在する。
私はそんな彼らについてまだ知らないことが多いが、
でも確実にわかるのは自分と彼らは思っていたよりもずっと共通点があり近い存在だということだ。
自分や彼らが何に喜び悲しみや恐怖を覚えるのか向き合い、当たり前だと思っていた関わり方について考え直していきたいと思う。

吉崎亜希
1998 年茨城県生まれ。中国上海にある大学、国際文化交流学院を卒業して、桑沢に入学した。デザインを学ぶために桑沢に入学したはずが、デザインが苦手で自己表現になりがち。 作品のテーマはいきもの。 動物たち、同じ生きものとしての彼らの尊厳を守ることを願って作品を制作している。

Image View

List View

Students
Archive

Image View

List View