江戸川乱歩短編集

中井彩華

隠れている本

江戸川乱歩氏の物語の中で、隠れたり、潜んだりといった行動を見受けられた複数の作品を選択し、「隠れる」という言葉をコンセプトの元、短編集を制作した。
物語を読む過程で、ページをめくるごとに隠された秘密を暴くような、沸き起こる臨場感や、期待感を表現できるよう、どこに何の本があるかわからないよう立教大学にある江戸川乱歩邸の土蔵をモデルに本を隠すようなケースを作製。わずかにある隙間を指で開けると、該当する本と共に関連する部屋が現れる。何がそこにあるのか予想できないように本は全て異なる製本方法を用いた。

中井彩華

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